名古屋市立丸の内小学校開校記念式典・演奏会

2023年11月22日(水)、ロータリー財団地区補助金を活用した社会奉仕事業「丸の内小学校開校記念演奏会」を実施しました。

1871年に設立され名古屋で最も古い歴史を有する名城小学校と1961年に名城小学校の分校として誕生した御園小学校が統合され2023年4月1日に開校した丸の内小学校の開校記念式典において、名古屋フィルハーモニー交響楽団所属の演奏者9名による演奏会を開催し、その中で、丸の内小学校の新校歌を生演奏で児童が合唱しました。

杉浦会長のあいさつに続き、名城小学校出身の吉田治伸会員、御園小学校出身の山田順一郎会員からそれぞれに児童に対して、両小学校での思い出、統合後の新小学校への期待を伝えました。

演奏会は、保護者にも鑑賞頂くために、低学年向けと高学年向けの前後半2回に分けて実施しました。演奏者の方々には、ベートーヴェンの「七重奏曲作品20第6楽章」を含む4曲を演奏頂き、曲目は前後半共通でしたが楽器の解説等においては、低学年には平易な言葉で分かりやすく伝えるなどの工夫をして頂きました。演奏終了後の子どもたちの顔はどれも満足げで、友達と感想を語り合いながら、あるいは、「楽しかった」とつぶやきながら会場を後にする子どもたちの姿は、まさに、一流の演奏者による生の音楽、芸術に触れたよろこびに溢れていました。

 演奏者の伴奏による新小学校校歌を、児童、保護者の強い要望により、急遽、式典中のみならず前後半の演奏会の最後に、もう一度、合唱しました。一流の演奏者の伴奏の下、子どもたちがこれまでの練習の成果を発揮して明るく元気よく合唱するさまは、圧倒的な迫力であり、聴く者に、両小学校が新小学校として融合したことを強く実感させるものでした。

 最後に、本事業の準備・運営にご尽力頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

(社会奉仕委員長 原島正 記)